A氏が最終手を打ち、時計のボタンを押し
A「ありがとうございました」(盤上、A氏が40石とって勝ち)
B「返し忘れです」(時計のボタン押す)
A「返し忘れていません」(時計のボタン押す)
B「返し忘れです」(時計のボタン押す)
A「返し忘れていません」(時計のボタン押す)
B「返し忘れです」(時計のボタン押す)
A「返し忘れていません」(時計を止めて審判を呼ぶ)
B「勝手に時計を止めないで下さい、返し忘れです」(時計のボタン押す)
審判「返し忘れていませんね」
Bが無反応になってしまい、やむなくAが結果を記入し、提出しに行き、受理される。
1分後、時計「ピッピッピ・・・ピー」
審判「ん?」
B「時間切れで私の勝ちです」
A氏は結果提出後、トイレに行ってる。
10分後、A氏が戻って来て、次の試合の組み合わせが発表される。
A氏「は?なんで私の負けになってるの?」
理由:
A氏が最初に時計を止めていないのがミス。時計を押しても終局ではなく、時計を止めた時点で終局。また、もめている途中で時計を止めたのは終局動作ではなくて審判を呼ぶときの規定だから、終局していない。
異論:
審判が返し忘れではないと言っているので、B氏が時計を押した行為は無効。
→でも、A氏が時計止めてないから、終局してないことに変わりはないんじゃないの?
→→A氏が最終手を打って時計を押した後、B氏は押し返す権利がなかったのだから、本来はBが時間切れになるはずでしょ?
→→→いや、だからA氏は最終手を打った後に時計を押しちゃダメなんだってば
返し忘れであろうがなかろうが盤上はA氏の石数が多いんですよね。返し忘れてないんだけどB氏の指摘通りにしたら、A氏の石数は増えるのです。
B氏は「どこを返し忘れたか」を指摘する義務があるのかどうかについては、僕はよく分からない。