第17回千葉オープン
第1局
黒:私 17石
白:五段 47石

相手は、全国レーティング1500以上のかなり上位の方(後で調べて知りました)
27まで双方最善。金魚定石の、暗記してる人が多いと思ってる進行です。

白が28で変化。覚えてません。相手がガッツリ暗記してるっぽくて自分は覚えてないというのは、よほど強い人でないともう無理だと思います。まずいなぁ…

黒31c7は悪手(+2→-4)くらいです。黒がよくやるミスとして暗記されていたかも知れません。

黒35g4は-4→-16です。凹んだところに打って、中割りで…何が悪いのかと思うかも知れませんが、終盤もたないんですよね(説明になってないか)。最善はg2です。鋭いですね。黒g2→白c8→黒h3→白d7→黒d8等で、それなりに打てる展開になります。

黒39d7は24石損(-8→-32)です。打った後に、「白はa2に手があるからまずいなぁ」と思って、その通りになりました。
最善はh6ですが、黒h6→白h7で黒はd7に打てなくなります。黒h6→白h7→黒a2→白b2→黒a1→白e8(e8のみが白勝ちです)
第2局
黒:無級 2石
白:私 62石

初心者っぽい方です。大会初参加らしい。

黒3(野兎)で-4くらいなのと、黒5f5で-10くらいになってるので、後はちゃんと打てば白の勝ちです。ちゃんと打とうと思いました。

黒19e7は、外側に置いて外側の石(c5)を返すので、良くないです。既に黒不利ですが、e6で頑張るのが良いです。黒e6→白b5→黒e1(a6を寝狙いつつ、白g3に対して黒g4を打てるようにする)という感じ。
白51の後、黒が打てるのにパスして、私も気付かずに打ってしまって、エラー棋譜になってしまいました。白g8→黒g7→白c8、「あ、ここ(g5)打てましたね」と…(+60にならないので、なんか違うかも)。
第3局
黒:三段 25石
白:私 39石

ちょっと前に優勝・昇段してて強いイメージの三段の方です。

GOROで最近黒番で2回くらい経験した-2変化で、その後最善で進むと、白が早い段階でb2に打つ展開になります。

黒21c7はやや悪手(+2→-2くらい)で、それが敗着かも知れません。ソフトの評価値的には、それで負けるというような感じでもないのですが、悪い流れになったと思います。最善はd7のようです。黒d7→白a4→黒c7や、黒d7→白a6→黒f3。
第4局
黒:私 23石
白:四段 41石


黒11d7はやや悪手(+2→-2くらい)で、f3が良いです。意図的に変化したのではなくて、分からなくなってて考えました。

黒19h6は悪手(+5→-3くらい)で、黒b8→白g7→黒c3のようにした方が良かったです。

黒31a7は悪手で逆転(+14→-4)。g4が最善ですが、黒g4→h3で無理だと思い込んでいました。でも、それはd7が白くなって黒が気持ち良くb7に打てるので、g4で良かったです。最善手順は、黒g4→白c2→黒c1…です。

黒41e2は悪手(+14→0)で、最善はg2です。黒g2→白c2→黒c1→白b2→黒f1→白d2→黒d1→白e1→黒g7→白h8→黒b7…が最善手順で、なかなかこの通りには進まないと思います。g2はほとんど考えていませんでした(e2でもそのときにはブラックラインが通るので)
白はこの辺で時間が切迫しています。2分切ってたんじゃないかな。

この辺では、私の時間も切迫してきていました。黒f1は10石損で逆転(+6→-4)。最善はg1です。対角線通しや辺に当てる手が絡んで複雑で、時間があっても正解を打てたかどうかは分かりません。今見ると、g1の方が「いい感じ」ではあります(それは完全には読めてない)。

少し前から残り時間が1分を切って、棋譜は後から再現したので、もしかしたら間違ってるかも知れませんが、こうなってb7(+10→-14)に打ったのが敗着です。左上連打!ではないです。b8が最善です。
終局後の残り時間は10秒くらいでした。
第5局
黒:初段 26石
白:私 38石

※手書きの棋譜がおかしくて終盤の再現が困難だったので、間違っているかも知れません。形は合ってると思います。
序盤、黒は捨て身の変化だったようです(後でききました)。私が6手目に間違えて、互角に戻っていました。

黒9c6は悪手(0→-8くらい)で、普通にd6やd3が良いです。ここから白優勢になりました。

ここで「困って」h5に打ったのが緩手(+15→+5くらい)で、g6が良いです。というか、普通g6じゃないかな…と今は思います。「白g6→黒g5→白f7でf列が真っ白になるのが嫌だ」と思っていました。本譜は、3の列を真っ白にできないという点が後で重い負担になりました。

白22d8は悪手(+6→-1くらい)で、f7が良いです。ここでも、f列を真っ白にしてf8に打たれるのを嫌がりすぎです。f7を先に打っても後で打ってもその部分は同じなんですが。

黒23c8は悪手(+1→-7くらい)です。黒d2でc7に打つための種石を作るのが良いです。
それで白優勢になりました。

ここで困って、白e8(勝負手)を打ちましたが、+8→-6の悪手でした。b2が最善です。それも考えましたが、3の列が真っ白にならないように左上を埋めるの無理じゃない?と思って却下しました(白b2→黒c1を懸念。それは白f2に打っても逆偶数成立しないので、それで良かった)。

53h3が黒の敗着(+2→-12)でした。

黒g2に打たれると、こうなります。どこに打っても白-2。ひぇぇ…
第6局
黒:初段 19石
白:私 45石

第5局の方の息子さんです。
親子で情報共有されたのか、ご家庭でよくある展開なのか、第5局と同じように5で変化されました。

第6局の前にちゃんと見たわけではありませんが、「さっきここで白f5に打ったのはおかしくなかった?いつもd6に打ってるよな?」と思ってd6に打ちました(正解)。その後、10をf5に打つのが最善っぽいです。
白やや優勢で進みました。

白22f5は悪手(+3→-10くらい)で、c8が良いです。白c8に対し、黒はd8にはあまり打ちたくなくて、他にはf2かg3で、これからの勝負という感じです。
黒優勢になりましたが、

黒45g3は分着(+8→0)で、c8が最善です。なかなか悩ましいですが、黒c8→白g3なら、後でf列かg列を取れるかな、と思います。

47c8が黒の敗着(0→-8)で、a1やg6が最善です。黒a1→白a2は黒+4になり、黒a1には白h5…とはなかなか思えないはずなので、a1が良いと思います。ただ、黒a1→白h5→黒h6では白+2になったりして、難しいです。
棋譜用紙
「大人になったら字が綺麗になる」はウソでした。
結果
3勝3敗で10位でした。
3勝のトップの景品をいただきました。
悪手を発想して却下できないのヤバいです。でもまぁ、昔からこんなものだったような気もします。強い人が多くなったと思います。しかし、昔からこうだったとしても、もうちょっとどうにかしないと行けません。私は昔、長い時間をかけて自然に強くなって昇段しので、「強くなる方法」というのが良く分からないのですが、敗因分析と反復学習…地道ですがそれしかないかな。こんなに毎日のように分析したことって人生の中でなかったので、強くなれると良いのですが(苦しいとかストイックにという感じではくて、楽しいです)。


