コンピュータオセロのAIで、有段者のように少なく取ったり中割しながら全滅を回避するのは、案外難しかったりします。

例)f5d6c3f4f6c4f3e6c6
20220510-1
WZebraの4手読みでは、C5を良い手と判断しますが・・・

6手読みさせてみると、
20220510-082923
C5は-64(全滅)になっています。6手読んだ時点で初めて「全滅じゃん」と分かったのです。

4手読みに戻して、2手進めてみます。
白C5→黒B4
20220510-3
ここまで来ると、4手読みでも「全滅する」という理解に到達します。

というか、「この14ヵ所どこに打っても全滅する」ということを、これより2手前にC5を打つ前の時点で分からなければ、C5を避けるという判断ができません。それが「6手読む」(漏れなく読む)ということなのです。

最近のコンピューターは速いですが、6手も読むとかなり選択肢が多くなってしまい、WZebraのような「速いソフト」なら良いのですが、JavaScriptなどで「普通に」作ると、6手先まで読ませると思考時間が長くなりすぎてしまうかも知れません。