世界遊戯法大全P.112(明治40年=1907年)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/860315
これの「コマ番号112」辺りに、リバーシについての記述があります。

世界遊戯法大全112ページの図

まず、図を見て欲しいのですが、これは何でしょう?素直に見れば、オセロの初期配置の図解(?)に見えるでしょう(黒と白が逆ですが)。でも、これはオセロでなくリバーシの図解です。

説明文を読んでみましょう。
・赤と黒を順番に置く
・駒が盤一杯になったときの数を数え、多い方の勝ち
・不利であっても挟まなければならない
・敵の駒を挟めるところがなければ自分は休んで敵が続ける
・二度も三度も続けさせなければならない場合がある

これは何のゲームの説明でしたっけ?オセロではなくてリバーシの説明です。誰もオセロの説明してません。リバーシの説明をしています。念を押しますが、私の主張ではなく、リンク先の明治時代の本の内容を忠実に要約しただけです。

最近のオセロ考案者の話では、オセロは戦後水戸で子供が碁石で遊んだのが起源らしいですね。それなら、戦後考案され1973年に初めて発売されたオセロが明治時代の本に載っているはずがありませんから、絶対に関係ないことは明白ですね。

じゃあ、オセロ陣営はリバーシを気にする必要ないですね。関係ないんだから。


昔はオセロの本にリバーシ載ってたけど、実は関係なかったからその説明やめたのでしょうね。

この本、面白いことに初歩の戦術も解説されています。図の「上」や「上々」は打つべき場所で、「下」や「下々」は打つべきでない場所であるとか、序盤から多く取るのは良くないなんて書かれています。1907年には既に人類はその域に達していたわけです。可能なら棋譜を見てみたいものです。飽くまでリバーシの棋譜ですけど。