第51回全日本選手権東関東ブロック大会

2025年10月12日

第1局

黒:私 33石
白:四段 31石

評価値グラフ1

19まで双方最善。20は0→-2。

21

白22b4は悪手(-2→-10くらい)で、f8が良いです。

26

黒27は、e2よりc5が良かったかも知れません(完全読みに近い解析をしてみると、そんな感じです)。黒c5の後、白が上側に手を出したら黒h2、白b5なら黒d6、白d6なら黒e2、白d7なら黒d6…等。

34

黒35c1は悪手(+6→-6)で、c2が最善です。黒c2→白f8→黒e8→白c8→黒d7→白b3→黒a5→白c1→黒b5→白a6→黒a5→白a3→黒b2→白c7→黒a7→白a8→黒b7等。そこまで追わないとあまり黒良いとは思えませんでした(+6しかないのでそうか)。それより、黒c1がダメな理由は…これも対局中に理解するのは無理だと思うのですが、最善手順通りにかなり進めて見ると、なんかダメなのは分かります。

37

白38a6は悪手(+6→-10)で、a5が最善です。白a6に対しては、黒d7が「いい感じ」なので。

48

黒49c7は悪手(+8→-4)で、f8が最善です。余計なことをしました。

49

50c8が白の敗着(+4→-4)で、d8が最善です。白にd8に打たれると、黒f8では白g8と取られてしまう(それを読めてませんでした)ので、黒はg8に打つしかなくて、それだと白f8に打たれてh8を余裕手にされてしまいます。

第2局

黒:私 19石
白:七段 45石

評価値グラフ2

16まで双方最善。17は0→-2です。a5が最善です(個人的に覚えにくい)

22

黒23c7は-2→-6で、d8やh6が良いです。この後白は32まで全く石損しませんでした。その間、相手は普通に打ってるだけに見えます。つまり、相手に難しい局面を渡すことができなくて自分は石損して、一方的な試合になってしまいました。

まぁ、暗記展開で暗記先に切れちゃうと、力で優勢にするのは難しいですね。

第3局

黒:私 62石
白:初段 2石

評価値グラフ3

9

白10f8は-2→-6くらいで、c6が良いです。

序盤で黒+6だと、ちょっと黒優勢かな、という感覚。

19

白20h6は-9→-15くらいで、e1が良い(マシ)です。この辺から、「ちゃんと打てれば黒の勝ち」という感じです。

第4局

黒:私 26石
白:五段 38石

評価値グラフ5

24

定石ウロ覚えで考えて打って細かい石損をしているのは置いておいて、黒25f8は悪手(-2→-11くらい)で、g5が良いです。黒f8の次に次に白にc7に打たれると、

30'

こんな展開が想定され、やばかったです。これを黒から回避しても、やっぱり黒が悪い形になります。

36

黒37e1は-2→-8で、f1やg1が最善です。e1に打つとウイングを攻撃されてh1を取られる展開になるのですが、黒e1→白f1→黒g1→(中略)→白h1ではf2の石が黒くて白がg2に打てます。黒g1→白f1→(中略)→白h1→なら白は右上に手がなくなりますし、黒g1→白e1→黒f1→(中略)→白h1なら2の列が真っ黒なのが黒にとって都合が良いです。

黒f1は、次に白e1なら引き分けの形勢になったり、c7~f4のCラインを通す手を使えるのが黒の利点です。

というわけで、黒37e1が心理的敗着です。

第5局

黒:六段 39石
白:私 25石

評価値具ラグ5

17

白18b1は悪手(+3→-10くらい)で、f3が良いです。白b1→黒f1では普通に不利ですが、白f3→黒e1なら白f4、白f3→黒f1なら白e1、白f3→黒f4なら白b1(黒がf1に打てない)です。

34

黒35h5は+4→0で、f7が最善です。

35

白g2が目に留まりますが、この時点ではg2は4石損で、f7(本譜)で引き分けの形勢(最善)です。

37

黒37はh2が最善でしたが、4石損(0→-4)のf8に打って来ました。白38h6は10石損(+4→-6)で、今度はg2が最善です。それで黒がブラックラインを切りにくくて(さっきはf7に打てば簡単に切れた)、白a2に打って偶数理論…という感じです。ここでg2に打ってa2をみつけたら勝ってたかも、と思いますが、「g2にさっき打てば悪手でこのタイミングならライン切りにくくて最善」というのは、なかなか難しい話ではあります。

39

白40h1が敗着(0→-2)で、a3が最善です。解析ソフトで並べて見ると、上手く行くことが分かりますが、この時点でh1が2石損だということまでは、さすがに対局中に分かるのは難しいと思います。

41

白42a4は2石損(-2→-4)で、a2が最善です。試合後に相手から指摘されましたが、ここでa4というのは、形が悪い…と私も思います。もうちょっと言語化すると、a4の後に白から左上に打つのはひどくて実質ないのと、黒はa2、a3、b2から選ぶことができます。

白a2は、打った直後の形を見れば、左上に白が打てる場所が3個所もあり、オセロの基本の「手数」の考えに沿っています。黒a3かa4に打って来て白の打てる場所を減らされると思いますが、a3なら白+2、a4なら黒+2です。対局中にそこまでは分からないと思いますが、私はそういうC打ちをしなさすぎる=あまり選択肢に入れないので、こういう場合はC打ちもあるというのを身に着けないといけません。第4局でも、同じ辺の形でC打ちを考えていませんでした。

45

白46d8は10石損(-2→-12)で、確かに見るからに悪そうなのですが、先にX打ちを却下して、下辺のどこに打つかを考えてそうなりました。b2やb7が最善で完全に裏目。白は何としても偶数理論で頑張るべきで、それで白の手数を減らしてしまったら、偶数理論にならなくなるリスクも上がります。白b2は一見逆偶数に見えますが、黒は左上に打つしかない感じで、偶数になります。白b7は、黒a8の後に白d8で偶数になります。

第6局

黒:三段 44石
白:私 20石

23

黒23はe2やc7が良くて、f8は悪手です(+4→-4くらい)。

白24d8も悪手(+6→-2くらい)で、c7が良いです。

25

白26をg5に打ちましたが、斜めを返し忘れてました。返し忘れで白優勢に…申し訳ありません。

白30e8は悪手(+12→-6)で、b7が最善です。白e8→黒c8で下辺・中辺が真っ黒のテーブルになると勘違いしていました。そうだとしても、別にテーブルを作らせる必要はないと思います。さっきの返し忘れと言い、1日中オセロして脳(や体力?)が限界を超えてボロボロになってたかも知れません。

45

白46g1が-2→-12で、-2ならまだチャンスは…進めてみたら逆転は無理っぽかったですが、10石損はダメです。白g1→黒h2で白h3に打てず、右側できれいな偶数理論ができなくなってしまいましたし、石数的にも黒にとっておいしいです。

結果

2勝4敗で、15人中13位でした。

後半3連敗のうちの1つでも勝てたら3勝3敗で、今回の当落ラインは3勝(石差上位なら予選通過)だったので、ちょっと惜しかったです。

初戦以外はレーティング通りに勝ったり負けたりしたと思います。後から解析してみると、大体は理屈は分かるのですが、対局中は「見えてない」「分かってない」ことが多いのが課題です。

あと、帰宅して夕食の後に風呂に入ったら「癒される」感覚がすごくて、かなり疲れていたことを自覚しました。一日中椅子に座って頭を使ってオセロするというのは、案外体力が必要です。

タイトルとURLをコピーしました