オセロの独自性論争@Wikipedia

ふと見たら、Wikipediaのオセロの項目が充実していました。

オセロ (ボードゲーム) - Wikipedia

オセロとリバーシに何か関係があるのか、という話ですが、Wikipediaにあるように「オセロ開発者の長谷川五郎の説明が一貫しない」というか、1973年に仰ってたことと、数々の著書に書かれた内容が異なるんですよね。オセロの世界では大変エラい方なので、あまり追求するのは失礼にあたるという空気でした(私はそう感じました)。オセロの会社の人も、誰かは忘れましたが「リバーシは敵対するゲーム」とまで仰ってました(昔の話)。

でも、同じ人から複数の話をきいて矛盾してたら、誰だって「???」ってなるじゃないですか。それを、「追求してもデメリットしかない」「オセロはオセロです、急にリバーシとか言われても」などと、私が異常者であるかのように一部の方々から責め立てられて、結局、当時はあまりしつこく言うのはやめました(圧力を感じて黙らされたという感覚)。何ヵ月かは好き放題言ってたかな。オセロのゲーム性・面白さ自体を否定したことは一度もないのですが・・・。

「「大流行の『オセロ』ゲームづくり一代」『現代』第7巻第12号、講談社、1973年12月、 147-151頁」・・・これをアンチっぽい方に見せていただいたことがあって、画像ファイルは一応持ってるのですが、Wikipediaに書いてある通りです。これは私が見つけられなかった資料で、実際に「源平碁を土台に改良すれば行けると直感した」という内容が書いてあります。これは事実なので、私に意見を言われてもどうにもなりません。不満ならタイムマシンで1973年に行って講談社に文句言うしか・・・。

それは誤りだったから後から訂正したのだろう、本当は戦後水戸という最新の話が正しいのだろう、という解釈も成り立つんですかね。最初に書いたこと、2番目に書いたこと、3番目に書いたこと・・・最後に書いたこと・・・「こう書いてある」という色んな事実があるときに、どれが正しいのかって、一概に言えないとは思います。

もう、今となっては、今のWikipediaに書いてあることを1人1人が読んでどう思うかという話だと思います。テレビで安易に「オセロの起源は水戸」とたまにやってるのをみると、世の中みんなその程度で満足してるのだなと思います。そりゃ、別にオセロの起源がどうだって、普通の人にとってはどうでもいい話なので、深く知らないで、テレビがそう言うならそうなんだろ?くらいのものですよね(テレビがいつからそれを言い出して、ずっと前は何と言ってた?という検証は、テレビマンなら不可能ではないかもね)。

でも、私はオセロオタクの1人なので、色々調べて「うーん?」となるわけです。本当、1人1人が資料を読んで自分で考えて自由に発言できれば良いと思います。日本て自由な国だと思いますし。

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