第47回全日本オセロ選手権の準決勝の対戦結果について
http://www.othello.gr.jp/joa_information/14763
はいはい、やったもん勝ち。
これからは、終局時に負けてたら対戦カードに記入せず、微動だにせず盤面を見て、言葉も発しないようにしましょうってことね。
それで勝った相手が1人で対戦カードに記入しても、負けた人が合意してないから無効だし、相手が時計止めてても対戦カード出しに行った隙に動かしちゃえば、もしかしたら覆せる。
フェアープレーの欠片もないノーマナー行為を連盟が公式に認めたことに怒りを覚え、失望しました。
こんなことではオセロは「道」にはなり得ないでしょう。
村上健のオセロ日記
http://blog.livedoor.jp/othello2011/archives/9244782.html
オセロの勝負には一切不透明な判定、主観的な判定がありません。盤面でより多くの石を残した方が勝つ。そこには実績や忖度の入り込む余地もありません。盤上の技術だけを競い、どれだけ段位が高く実績のある選手でも、相手の技量に及ばなければ負けてしまうのです。それはオセロの厳しさですが、厳しいからこそ勝利に価値があるのです。
こういうことが「オセロ道」なのだと思います。
負けたら時計のルールで勝ちを拾えればラッキー、なんていう薄っぺらい競技でいいんですか?
対局時計なんていうものは、大会を運営するための道具ですよ。時間を制限しないと運営できないから補助的に使ってるだけ。それをルールに組み込むのはまぁ分かるとして、たかが補助道具を絶対視してしまったところが誤りだと思います。秒単位ならまだ分かるけど、2分でしょ?明らかに勝負がついた後に覆した話だし、ルール作成時に想定してなかったケースでしょう。
だからルール改正すればいいというのに。
・「最終手を打ち、明らかに勝負がついた後(10秒を目安とする、審判が判断する)」に時計の押し忘れが発覚した場合、盤上の結果を優先する。
つまり、最終手を打ち終わって返し忘れ等の指摘もない時点で、盤上の結果で確定ということ。
こんな感じで良いと思うんだけどな。理由は、非常識な行為を認めると、盤上のみで勝敗が決まるオセロの美しさを損なうから。時計はオセロゲーム本体ではなく補助道具にすぎず、時計によって結果が歪むのは好ましくないから。