はなやまのリバーシを入手しました

はなやまの古いリバーシを入手しました。
「ニュー 源平碁 リバーシ New Reversi」でしょうか。これどう読めば・・・。

箱です。オセロセンチュリーの箱よりわずかに大きいです。
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箱の裏に「はなやま玩具株式会社」の文字が。
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「はなやま玩具株式会社」になったのが1972年で、オセロの発売は1973年ですから、この商品自体はそんなに古いものではないようです。似たような色に変更する前の、良いデザインの商品だと思います。

当時のさらに30年前から販売していたことを主張する紙が入っていました。
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1970年代の商品なら1940年代から、1980年代の商品なら1950年代からということになります。はなやまサイトを見ると創業は1933年のようで、明治45年=1912年ですから、明治時代の源平碁の頃は、はなやまの組織は存在しなかったことになります。誰が作って売っていたのでしょうね。

※平安時代に源平碁はなかったと思いますが、もしこの文言を考えた人を追及したら、「はさみ碁」に行きつくのでしょうか。

中身です。未使用品。
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盤面は布張りで、20cm四方よりわずかに大きいくらい。駒は1円玉くらいの直径で厚みがあり、縁にギザギザがあります。このくらいの大きさだと、マグネット盤は割と遊びやすかったと思いますが、くっつかないとどうなるのでしょうか。
昔、ジュニアオセロという商品があって、あれは公式盤より小さくで遊びやすかったです。初めてオセロ大会に参加した頃は、店頭大会の公式盤は大きすぎると感じました(子供でしたし)。

歴史上の資料としては、やはり、この「碁平源」と右から左に書いてあるものが圧巻です。
http://kazika-koubou.at.webry.info/201110/article_9.html
これに比べたら、今回入手したものは大した資料ではないでしょう(それでも40年前後前のものだと思いますが)。戦前の感じのする木製のものは、誰が作っていたのでしょうね。

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