流山・川越対抗戦の「交流戦」の方に参加しました。「対抗戦」は強い人が選ばれ、「交流戦」は誰でも参加できるのですが、私の復帰後の実績では、まだちょっと選抜メンバーには選ばれなかった感じです。もし選ばれてしまったら全敗していたかも知れません。
第2回 流山・川越対抗戦、交流戦
今回は、対戦相手の大体の全国レーティングも書いてみます。本日の段階で2026年5月の大会まで反映されていて、私のレーティングは1136です。
第1局
黒:私 四段 ×30石
白:海外の選手 ○34石 全国レーティングは私より少し上

黒15c8はちょっと悪かったようです。もしc8e3h6h7となると打ちにくかったです。e3に打てば、e3c6c8やe3g3g4で打ちやすいです。

黒29は、c1よりe1の方が良かったようです。e1d8b4で、良く分かんないけど+12くらい。本譜e1d8e8は+2、e1d8には打ちにくいb5が最善(+4)で、白にc3に打たれるのは仕方ないけど、少しでもc3に打ちにくくさせるという考え方ですかね。

黒39は、f8c8で左下が白から打てない奇数空きになるので、それで逆偶数にするという考え方で打てば、あまり難しくなかったです(と言っても、+10しかないのでそこそこ正確さは必要)

黒57a3が敗着。時間が切迫していて数えられませんでした。黒a3で白a7を強制して左上がハイパー偶数…ではあるのですが、a2a7a3b2で引き分け勝ちにできるのでした。
終局時、私が十数秒、相手が5秒くらいだったと思います。その十数秒をここで使う、みたいにギリギリまで時間使うのが、できないんですよね…
第2局
黒:私 四段 ○35石
白:初段 ×29石 全国レーティングは私より下

黒19c7は、白にh6に打たれるので良くなかったです。以前暗記して、その時はc3を暗記しましたが、それだと白に普通にg4に打たれると思います。黒g3なら白はb5に打たないと不利になるようなので、g3を暗記しようかな。

白26b5は、横4石を返し忘れたので指摘しました。それでやや優勢になって、評価値的にはこれが白の敗着でした。

黒g8は16石損(+22→+6)でした。最善手順はb2e1f1b4a1で、b2e1f1g1にはa4があります。b2はほとんど考えませんでした。b4等も「無駄」と思ってしまいました。
第3局
黒:私 四段 ×31石
白:四段 ○33石 全国レーティングは私より少し上

金魚定石から、白が26で変化。私は24辺りで暗記切れてました。黒e7に打てば、e7d8e8f8a3、e7e8h5d8h6、e7e2d1e1f1等で「いい感じ」になるのですが、この段階では「h6に打てば横方向が返らない」のメリットが大きいと思ってしまいました。黒h6には白f8やh3が良さそうで、白f8を打ちにくくするという意味でも黒e7が良いのかな。h3のAうちもとりあえず防げるし。

黒35は16石損(-4→-20)です。黒a2の後、将来の白a3を防げなくて、黒a7を打たされると左下の奇数空きが壊れるので、a3はなかったですね。ここではa3も考えていて、a3a2b7なら-6で済んでいました(それも左下の奇数空きは壊すけど、白に右上に打たせることができたり、白b2でも黒e8でまだ戦えます。
この後から「これは負け」と思いながら打っていましたが、一応ちゃんと粘っていたら、2石差まで盛り返しました。
第4局
黒:三段 ○39石 全国レーティングは私より上
白:私 四段 ×25石
馬定石に対して大体正しく打てて優勢でしたが、

白28h4→黒29c7→白30b6の3手で互角に戻ってしまいました。b6c7a4で良かったです。b6c7は考えましたが、次の白をa6と思っていて、それだと+6にしかならないので…。それにしても、a4やa6、c7もあるのに…手の比較がちゃんとできてなくて、h4h3g3h2→h6かh7ばかり何度も考えていたと思います。

白50h1が敗着、本日一番酷い手です。これは、h1a8b7と思い込んでいたせいで、当たり前ですが、h1に打てば黒はb7に打ちますよね。時間はありましたが、ここで「思い込み」を疑って時間を使うというのは難しいですが、「白h1の後に黒がどこに打つか」を、黒の手を全部脳内で打ってみれば気付けたはず。
第5局
黒:私 四段 ○49石
白:二段 ×15石 全国レーティングは私より下
バナナ定石から、白がさらに変化。

私(黒)が正しく咎めることができず、a5に打ってしまいました。次の白はc7に打てばほぼ互角、a6でもそんなに悪くないですが、その他の手では白苦しそうです。
第6局
黒:私 四段 ○44石
白:初段 ×20石 全国レーティングは私より下

酉フック(最善進行)から、黒25はe7が最善なのですが、「GORO練習会でいつもe7に打って、なんかヤバくなったことがあったような?e7でいいんだっけ?b1が先だっけ?」と分からなくなってb1に打ちました。
黒e7には白e2やf2が最善で、その場合は黒b1が悪手になってしまうので、その記憶があったのかも。「b1でウイング攻め」以外の勝ち方(というか引き分けの手順)を覚えないといけません。
その後、白がa1を取らないのと、黒の私は「…白がa1を取りたくないようなので、白a1は防がなくて良いのだろう」と、互いに悪手を打ったりして…

38h4が白の敗着です。h2h1e1g2h4h5が最善手順で、黒h5を強制されてg6を黒くさせられる=黒h7の手が消えて、右下の方に白の手が残って互角。
白h4でもg6が黒になりますが、本譜のような感じ(一応、h4の後の最善はh5g2b2a1a2e1a8g7h8e7h7g8)で手詰まりになってしまいます。
結果
3勝3敗でした。調子はあまり良くなかったように思いますが、全国レーティングで上の人に負けて下の人に勝ったので、「順当」ということにしかならないと思います。上の人に勝ちそうになった試合があって、惜しかったです。
交流戦の流山チームの中では2番目でした。段位やレーティング的には、私が交流戦流山チームのエースっぽかったので、もうちょっと勝ちたかったですね。ちょっと申し訳なく思います。
交流戦の流山チームのトップは4勝2敗で本部長。川越チームには6勝や5勝1敗の方がいらっしゃって、川越チームの勝利となりました。
対抗戦(選抜チーム)は、流山チームと川越チームが引分けとなりました。最優秀選手は、流山チームの5勝1敗の方でした。
昼食の時間(2試合終わった後)に、川越チーム(選抜チーム)の方とオセロをして遊んだのですが、黒番で金魚定石になり、よく分からないままボロ負けしてしまいました。試合でも、相手が変化した次の手を間違えてしまいました。黒番での金魚定石がちょっと弱いのはGORO練習会でも感じていました。もう少し研究しようと思います。

