第240回流山オープン 4勝2敗

第240回流山オープン

第1局

黒:初段 21石
白:私 43石

兎定石から、9手目にb5に打たれて、ローズにしない変化をされて「どうすんだこれ?」となって、途中まではまあまあちゃんと打ててたのですが、

26

白26は普通にh6に打つべきでした。白h2→黒g3→白f2の後、もし黒29をd3に打たれたら、4石負けくらいの形勢になってました。本譜黒29d2は、+4→-6くらい。

第2局

黒:私 21石
白:五段 43石

白が6で変化(裏石橋流)。これに対する黒の最善はd7とg5の2通りあります。

以後、20まで双方最善です。私(黒)はウロ覚えで「確かこうだよな」を、全然間違ってて不利になったりしないかチェックしながら打ちました。

21

黒c7→白b6だったような気がするなぁ、とは思ったのですが、その後が分からないし、d2で特に問題ないのでは?と思ってd2に打ちました。その「微妙に損だった手」が、敗着の可能性があります。

23

黒23c7が実質的な敗着で、黒h4なら白b5→黒c2→白h6→黒c8で互角した。

第3局

黒:初段 27石
白:私 37石

21

この辺りから相手(黒)が崩れて行きました。一時白+24の形勢になったのですが、上手く寄せられなくて、

54

白54はa7に打てば簡明ですが、次に黒a6で沢山取られるのが嫌だなと思ってa4に打ってしまいました。数えれば良いようなものですが、数えようと思う余裕がなかった気がします。

第4局

黒:私 35石
白:二段 29石

序盤で私(黒)が優勢になりました。

17

黒やや優勢のまま進みましたが、

33

黒33をc2に打てば、黒c2→白d1→黒e1→白g1→黒h1→白h2→黒g7で、黒10石勝ちの形勢です。まぁ有利ではあるのかなぁ、くらいの局面になります。本譜c6は、黒g1やg7で、白+2しかなくなってしまいます。

この辺から、評価値グラフがギザギザ(つまり双方が間違えてた)で、何度か逆転しました。

41

黒41c4はひどくて、黒h1→白h2→黒g7が正解です。その後最善を打ち続けるのは難しそうです。

44

44b5が白の敗着(+4→-8)で、白g7→黒b5→白a4が正解です。

第5局

黒:四段 49石
白:私 15石

20

19まで互角でしたが、白20b1が-4くらいで、評価値上はそれが敗着です。白18のときから「白d7はどうだろう?」と考えてはいたのですが、白石が下側(d7)に突き出る形になるので嫌だな、と思ってしまいました。

26

ここでh4に打って-14…というのは、だいぶ「終わった」感じになってしまいました。その後も石損を重ね、完全に崩壊してしまいました。

グラフ

まず定石が、白18はd7が正解で、その後もd7に打たないでひどくなったので、「この定石はd7がある」というのを、形で覚えると良いかな、と思います。

第6局

黒:初段 17石
白:私 47石

白32(g1)と白34(g7)は、順序が逆だった可能性があります。手書きの棋譜に同じ番号が2つあって、確信が持てません。

49以降は、a2c2h8h3a7a8b8g8d1b1g2h1です。おそらく相手が黒49をa2に打てないのに打ってb2を返してしまったと思います。白50c2を打つ時点でb2が黒になっていて、その時は気付かず指摘しないでそのまま次の手を打ってしまいました。6局目となると、結構みんなバテてたりしますからね。

40くらいまでほぼ互角です。白40はb5とd8が最善でしたが、その2ヵ所とa4を考えて、d8に打ちました。

41

黒f8→白b5→黒a4を思いつきやすいと思うのですが、黒f8は、その後黒h8に打つとg8が白の権利になるので、白優勢…と思って、白40をd8に打って、その通りになりました。

44

ここで「白a3に打って勝ち」と読んで打っていたのですが、読みに穴があって、白a3→黒d1→白b1→黒g2で14石負けになるところでした。

勝つには白h3→黒h8→白a8→黒b2→白b8→黒b3→白a7→黒b4→白c2→黒d1等が想定され、ストーナーされるのはちょっと怖いですが、まぁ大丈夫。

45

黒d1を見落としていたのは上記の通りですが、それ以外に、「黒g2には白d1で大丈夫」と思っていたのが間違いで、それはg4が白になるのでダメです。

逆転負けするところ、黒のミスで再逆転したという試合でした。

結果

4勝2敗で、18人中8位でした。

楽だと思った試合が1つもなく、頭がフル回転した感じがして、それは良かったのですが、内容はあまり良くなかったと思います。

段位やレーティングが格上の相手に対して、ちょっと脆すぎて、楽に勝たせてしまったと思います。負けるにしても、最後まで僅かな石差で苦しめられるように頑張らなくては。まず、定石がウロ覚えすぎて先に崩れてしまうのが課題…というか、強い人が-2やー4の変化をする場合、その変化についてかなり研究してると思うので、「変化に頑張ってついて行く」では、暗記してなくてずっと+2や+4でついて行くのは非常に困難なので、「何でも知ってるなぁ」と思ってもらえるくらい暗記するか、ちゃんと考えて正解を打てるようになるか…(結構打てる場合もあるのですが、やはり暗記の方が確実)

今年の流山オープンは2勝4敗の後、3回連続4勝2敗で、昨年は1回も勝ち越せなかったことを考えると、調子が上がったと思います。流山オープンは4勝2敗で初段なので、昨年の復帰後、初段相当の成績を3回目ということになります。二段(5勝1敗)、三段(優勝)というのは、流山オープンの参加メンバ(五段以上/全国レーティング100位以内の方々が普通にいる)を考えると、かなり難しいです。かつて私が到達したことのない強さが必要だと思います。

大昔は私はもっと弱かったと思う(当時の棋譜を見ても精度悪い)のですが、みんなも今ほどは強くなかったから、何となく優勝できてたんですよね(段位もレーティングも、参加者の中の相対的な位置で来まります)

タイトルとURLをコピーしました